いつも東條製材所を支えてくださり、誠にありがとうございます。
今日は、昨年より家業を継ぐために戻ってきた息子の近況を、少しだけお話しさせていただきます。
大学院では電気電子生命という最先端の分野を研究し、関東で働いていた息子にとって、製材所の世界はまさに「未知の領域」でした。
最近は、地元の工務店様や設計事務所様へ一軒一軒ご挨拶に伺っております。 営業から戻ってきた息子の表情を見ると、時折「あぁ、今日は大変だったのだな」と胸が締め付けられることがあります。
畑違いの世界へ飛び込み、専門用語や現場の慣習に戸惑い、時には厳しいお言葉をいただくこともあるようです。自信をなくしそうになりながらも、それでも翌朝には木材の資料を手に、また家を出ていきます。
「東條製材所の木──天然乾燥した国産材を、もっと必要としている人に届けたい」
その一心で、慣れない道を一歩ずつ踏みしめております。
もし皆様の事務所に、少し緊張した面持ちの彼が伺いましたら、どうかほんの少しだけお時間をいただけますと幸いです。 木材の知識も経験も、まだ皆様の足元にも及びません。 それでも、理系ならではの丁寧さと、家業を背負う覚悟だけは、日々確かに育っております。
「大変だろうけど、頑張れよ」
その一言が、彼にとって何よりの励ましになります。
親として、そして経営者として、もどかしい気持ちもありますが、地域の皆様に育てていただきながら成長していく姿を、これからも見守っていきたいと思っております。
新米の息子共々、今後とも東條製材所をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2026-03-17 10:08:29
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